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心と体に持つ“ささくれ”のような困りごと、ヨガを通して減らしていけたら
吉田愛
ヨガインストラクター/バランスボールインストラクター
岩手 陸前高田

自分で直に見聞きして、体験して、選択すること
─── 体を動かすことでも、何か行動できたら自分を褒めていいですよね。
本当にそう! 自分で、自分を幸せにするって大事なんですよね。忙しすぎて流れるように1日が終わったとしても、自分へのごほうび時間を作るといいと思います。どんなに小さくてもできることから。自分の心が満足するならそれでいいんです。いつも頑張っている自分を認めることって必要ですよね。
教室に来る方の中には「私には何もできることがない」とか「私なんて」って自分で自分の価値を下げている方もいます。すごくもったいないですよね。私なんてと思わず、自分が好きなことをどんどんしてみるといいと思います。
─── 愛さんとお話ししていると、元気になりますね!
めちゃくちゃ、よく言われます(笑)。いつもポジティブで元気に見られがちなんです。でもいろんなことを考えて落ち込んだり、頭を使ってすごく疲れたなと感じるときもあります。そんなときは、仕事からは一切離れます。スマホ、パソコンは一切触らない。リセットするために家族と過ごしたりします。どちらかというと、一人になるというよりは家族と過ごすことでリフレッシュしていますね。

─── 大変だった産後を乗り越えて、愛さんの今はどう変わりましたか?
私もまだまだ勉強させてもらっている身ではあります。私が好きな言葉でいつも意識しているのが「健やかである」ことなんです。健やかとは、心や体が丈夫で元気な様子です。私だけじゃなくて、生徒さんたちが心も体も健やかなら、さらに周りの人も健やかになる。そんな変化が生まれるといいなと思っています。だから、まずは自分が健やかでありたいです。

- 吉田愛
- 1982年生まれ。岩手県陸前高田市出身。RYT200認定ヨガインストラクター、バランスボールインストラクター。地元の高校を卒業後、仙台の専門学校に進学。仙台に本社をおくカメイ株式会社に入社。薬局事務職マネージャーとして管理業務や薬局の不足人員の補填にあたった。2012年に結婚しUターン。愛さんの7年間の活動をサポートしてくれたのは家族。家事や育児は夫婦で、できるだけ平等に。子どもたちが、自分で自分のことができるようになったことに今は助けられているそう。
AI YOGAホームページ https://aiyyoga.com/
インタビュー日 2022年5月9日
取材・文・写真 板林恵(一般社団法人トナリノ)
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